ノロウイルスに感染しないようにするにはどうしたらいいの?対策その4

ノロウイルスはヒト⇒ヒト感染が多く、一人ひとりの取り組みが重要です。
感染経路を遮断するために大切な5つの対策があります。

ノロウイルスの施設への持込みや汚染拡大を防ぐためには、一人ひとりの健康管理がとても重要です。自分自身が感染源とならないために生活環境においてノロウイルスに感染しないという自覚を持つことが重要です。

Q.ノロウイルスの不顕性感染者はどのくらいの割合でいるのですか?
A. 感染しても症状が出ない人がどの程度存在するかは、時期によって大きく異なります。
一概に何%と言うことはできませんが、冬季では集団感染(職場・学校など)が起きた時に発症しなかった人を調べると30%程度と推定されます。

ノロウイルスの不顕性感染者はどのくらいの割合でいるのですか?

ノロウイルス食中毒は、感染していた従事者等を介して食品が汚染されたことが発生要因の大半を占めています。
ノロウイルスでは不顕性感染も認められていることから、健康管理を個人の責任だけで行うことは不十分であり、組織として管理することが事業者の責任です。

ノロウイルスによる大規模食中毒では、多くの事例で感染していた調理従事者等が汚染原因となっています。
健康チェックや検便検査で感染者を早期に発見することが食中毒予防につながります。

「大量調理施設衛生管理マニュアル」において、健康チェックの記録については、「調理従事者等は、毎日作業開始前に、自らの健康状態を衛生管理者に報告し、衛生管理者はその結果を記録すること。」と記されています。
また検便検査については、「調理従事者等は臨時職員も含め、定期的な健康診断及び月に1回以上の検便を受けること。検便検査には、腸管出血性大腸菌の検査を含めることとし、10月から3月までの間には月に1回以上又は必要に応じてノロウイルスの検便検査に努めること。」と記されています。

健康チェックの記録

従事者由来の二次汚染を原因とするノロウイルス食中毒の発生要因第一位は、「健康管理記録なし」で全体の86.5%でした。
「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食中毒部会(平成28年3月16日開催)
資料1「平成27年食中毒発生状況概要版」p22より

ノロウイルスに感染しても症状は数日で治まりますが、その後1週間程度、長いときには1ヶ月程度はふん便中にウイルスが排出されることがあります。
感染者の職場復帰の時期については根拠を持って判断することが望ましいと言えます。

「大量調理施設衛生管理マニュアル」において、不顕性感染を含めた感染者の職場復帰について「検便検査においてノロウイルスを保有していないことが確認されるまでの間、食品に直接触れる調理作業を控えるなど適切な処置をとることが望ましい」と記されています。

対策はどうしたら良いの?

感染経路を遮断するために大切な5つの対策があります。