突然の大地震など、自然災害が発生した際に従業員を守るための準備は十分でしょうか?
例えば東京都では東日本大震災の際に大勢の帰宅困難者が発生し、交通網に混乱をきたしたことで緊急車両の到着が遅れたことから
災害発生から3日間は無理に帰宅せず、職場や学校等に留まることを推奨しています。
東京都以外の地域であっても地震発生直後は余震の危険性があるため、従業員をむやみに帰宅させず、職場に待機してもらった方が良いでしょう。
その場合に気になるのが、感染症の蔓延です。
自然災害発生の際は断水や停電などから通常の感染症対策がしにくく、さらに非常事態によるストレスから感染症を発症するリスクが高くなります。
その上医療機関への受診が遅れるリスクもあり、文字通り命の危険と言っても過言ではありません。
災害時に感染症から従業員を守るための準備をしておきましょう!
どんな準備が必要?
事前に社内で話し合いましょう
・どんな備蓄品等が必要か?
・感染症を予防するためにどうするか?
・もし感染者が発生したらどうするか? 等
様々な想定をしながら話し合いをしておくことで、必要なものや対策が分かります。
対策チームをつくるのも良策です。皆で協力しながら進めていきましょう。
情報共有
・災害時のルール、マニュアル等の周知や社内研修
・感染症対策を想定した訓練 等
これらを実施することで社員全員が非常時に対応できるように意識づけを行いましょう。
備蓄品の準備
災害を想定して3日分の食料や毛布・ヘルメット等の生存・安全に関わるものを用意することはもちろんですが、感染症を予防するためのマスクや消毒剤等の準備も必要です。
その際に注意しなければいけないのが
・断水の状態でも使用できるものか
・マスク等の消耗品が従業員数×3日分足りるのか
(顧客や取引先等、従業員以外の人が来社していることを想定して10%程度の量を余分に備蓄しておく)
これらのことが考えられます。
備蓄品を準備したあとは、使用期限等を定期的にチェックしておきましょう。
災害時の対応
三密(密閉、密集、密接)の回避
社内に人が留まることでソーシャルディスタンスの確保が難しくなりますが、例えば
・対面での食事や会話をしないようにする
・人が集まる場所では窓を開け、扇風機・サーキュレーターを活用して換気を行う 等
このような工夫を行うことで、三密の回避を心がけましょう。
清掃時の注意
ウイルスは飛沫、鼻水、唾液などに多く付着しています。
鼻をかんだ後のティッシュ、マスク等は専用のごみ箱に捨て、ごみを回収する際は手袋、マスクを着用し、作業後は手指消毒を行いましょう。
また、トイレにもウイルスが多く存在しています。
トイレ掃除の際も同じように手袋、マスクを着用し、清掃後は手指消毒を徹底しましょう。
体調管理の徹底
社員の体調に気を配りましょう。
非日常的なストレスで体調を崩しやすく、免疫力が低下している場合もあります。
・体調管理のためのチェックシートを作成、提出
・定期的な体温チェック
これらを行い、風邪の症状(咳、くしゃみ、頭痛、発熱など)が出ている社員は間仕切りで仕切ったエリアなど、専用スペースで待機してもらいましょう。
体調チェックシートの一例

厚生労働省 静岡労働局より抜粋
早期の事業再開のために
災害発生時、被害の大きさによっては多くの事業が一時休業するケースがあります。
ですが社会的に重要な役割をもつ企業が長期間休業することは人々の生活に影響を与えざるを得ません。
国も企業がなるべく事業を継続させることができるよう、BCP(事業継続計画)の策定を推進しています。
事業を継続させる、あるいは休業期間をなるべく最小限に抑えるために、事業に必要な備品を常時備蓄しておきましょう。
感染症予防に必要な備蓄品
断水時の手指衛生
通常時であれば流水で石けんを用いた手洗いをすることが感染症対策に効果的ですが、非常時には流水が使用できないことを想定した手指衛生の準備が必要です。
見た目に汚れがない場合はアルコール手指消毒剤を活用し、見た目に汚れがある場合はウェットティッシュ等で拭取り後、アルコール手指消毒剤を活用しましょう。
おすすめ対策アイテム
ウィル・ステラVH ウェットシート 80枚
手指消毒用のウェットシート。
広範囲のウイルスに効果があります。
手洗いできないときの手指衛生に。
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感染症予防のための消耗品
これらの消耗品は非常時に買い占めが起きる可能性も有ります。
少し余裕をもって準備しておきましょう。
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